鬱陶しい梅雨が明けると、季節はいよいよ本格的な夏へと入って参ります。この季節、物の怪達もかき入れ時と見えて、各地で面白いイベントが目白押しです。中でも今月はアート関連のイベントが充実しています。暑さに負けず、物の怪芸術鑑賞と洒落こんでみては如何でしょう。

6月7日〜7月21日
京都千代田区丸の内、東京ステーションギャラリー

生活と信仰、そして芸術が渾然一体となったバリ島で、伝統的な技法を受け継ぎつつ、新しい技術を取り入れながら創作活動を続けるイ・クトゥット・ブディアナの日本初の作品展。独特の画法で描かれた魔境は日本の妖怪ファンの心にもきっと響く筈。

7月1日〜31日
京都府京都市東山区祇園町、八坂神社

祇園さんの名で親しまれる京都八坂神社の御霊会。貞観十一年に疫病退散を願って営まれたのが始まりと謂われている。16日の宵山、17日の山鉾巡行を中心に7月は祇園さん一色となる。

7月6日〜8日
東京都台東区下谷、真源寺

「恐れ入谷の鬼子母神」で知られる台東区下谷、真源寺の朝顔市。物怪物産ではないが、朝顔御守りは大変可愛らしいので要チェック!

7月16日
各地の閻魔堂

正月16日と並ぶ閻魔王の賽日。この日各地の閻魔堂では祭礼が営まれる。

7月20日〜24日
青森県むつ市

大字田名部、恐山菩提寺日本三大霊場の一つ、恐山で行われる地蔵講。イタコによる口寄せが行われる。

7月第4日曜日(9:00〜16:00)のみ公開
大阪府大阪市平野区平野上町、大念仏寺・宝物館

大阪市平野大念仏寺の宝物館にて、夏のこの日、一日のみ限定で「幽霊の片袖」や幽霊画が公開される。

4月12日〜8月31日(月曜休館 ただし祝日は開館)
東京都渋谷区神宮前、ワタリウム美術館

築地本願寺や一橋大学を設計した日本建築史の重鎮で、妖怪建築家としても名高い、伊東忠太の初めての大回顧展。期間中、忠太建築を巡るバスツアーや、様々なシンポジウムも企画されている。期間中妖怪画は掛け替え有り。